アクシデントを受け入れ、プラスに変える力がつくのかな、上海は

samuraichina2009-01-08

こっちに来て思ったのは、悲しいかな、傷つかないといいものはできないんだ、ってこと。
ただ楽しくやっているのと、必死でやってそれでも裏切られてわぁ〜ッとなってわけがわからなくなって
吹っ切れてやるのとでは、出てくるもの、アウトプットされるものの精度がまるで違う。


だからこそ、できるかどうかもよくわからない出版プロジェクトを本気でやってみようと思う。
きっとまた泣き叫ぶ目に遭うだろうし、つらい思いをするだろう。


それでも今なら何とか何かを形にできるかもしれないと思うのは、
今までこの国でたくさんの壁にぶち当たってその都度自分なりに
キモチを整理してきた経験をうまく人に還元しているからかもしれない。


多分ここ中国にいる人の多くは、かなり最初に思っていたのと違う!と思っているんじゃないの?
あんまりみんな言わないってことはそうじゃない可能性もあるけれど、
些細なことを上げるときりがないから言わないだけで
それで志半ばにしてあきらめて帰っちゃう。
私もずっと帰りたかった。


でも最初に自分で決めたことから逃げ出す、ということだけしたくなくて。
その結果ずっとここにいて、ここにいるからこそ、中国、そして上海という対象に思い入れが出てきてしまった。


まだまだ関わっていくからには、中国の正義を受け入れつつ、でも間違っていると感じる事は間違っていると正直に伝えて争える自分でいようと思う。


・・・というわけで出版プロジェクトですよ。
長いな〜前置き。
中国・上海×ELCをベースに、みんなが読んでくれるものを作ります。
こんな本が読みたかったんだ、と言われるように考えます。